公開日 2026年7月4日 / 最終更新 2026年8月30日
「戸建てを売りたいけど、仲介と買取どちらがいいの?」「査定前に何を準備すればいい?」——名古屋・愛知で戸建ての売却を検討している方向けに、売却の流れから仲介・買取の使い分け、損しないためのポイントまで詳しく解説します。
国土交通省の資料によると、戸建て住宅の既存住宅(中古)流通シェアは2023年に30.5%まで上昇しました(2013年22.4%から10年で8.1ポイント上昇)。中古の戸建てを売る・買うことは、以前より一般的な選択肢になっています。(出典:国土交通省)
| 仲介売却 | 買取 | |
|---|---|---|
| 売却価格 | 市場価格に近い(相場の90〜100%程度) | 市場価格より低め(相場の65〜85%程度) |
| 売却期間 | 数ヶ月〜1年以上かかることも | 最短数週間〜1ヶ月程度 |
| 仲介手数料 | 売買価格×3%+6万円+消費税 | 不要 |
| 内見対応 | 複数回の内見対応が必要 | 不要 |
| 契約不適合責任 | 原則あり(瑕疵の責任を負う) | 原則免責 |
| 向いているケース | できるだけ高く売りたい・急いでいない | 急いで売りたい・手間をかけたくない・築古・残置物あり |
「手取り額」で比較するのがポイントです。仲介で高く売れても、仲介手数料・クリーニング・広告期間中の固定資産税・ローンの残債利息などを引くと、買取と実質的な差が縮まることがあります。査定を受けた後、両方の想定手取り額を比べてから決めましょう。
公益社団法人中部圏不動産流通機構(中部レインズ)の市況データ(2026年5〜7月)によると、名古屋市の中古戸建ての成約件数は426件、平均成約価格は3,976万円でした。エリアや築年数によって相場は大きく異なるため、まずは無料のAI査定で目安をつかむのが近道です。(出典:中部圏不動産流通機構)
| 項目 | 仲介で売る場合 | 買取の場合 |
|---|---|---|
| 仲介手数料(売買価格3,000万円の例) | 約105.6万円(税込・速算式:3%+6万円+消費税) | 0円(不要) |
| 印紙税 | 売買契約書に必要(金額に応じて数千円〜) | 同左 |
| 抵当権抹消登記費用 | 数万円程度(司法書士報酬含む) | 同左 |
| ハウスクリーニング・簡易補修 | 内見のために行うことが多い | 不要(現状渡し) |
| 売却期間中の固定資産税・ローン利息 | 長引くほど負担が増える(数ヶ月〜1年以上かかることも) | 最短数週間〜1ヶ月程度で完了 |
※仲介手数料の上限は国土交通省告示(宅地建物取引業法46条に基づく)による速算式です。2024年7月の改正で、売買代金800万円以下の低廉な空家等については上限が33万円(税込)まで拡大されています。
| あてはまる状況 | 向いている選択 |
|---|---|
| できるだけ高く売りたい、急いでいない | 仲介 |
| 早く確実に現金化したい | 買取 |
| 内見対応や広告掲載の手間をかけたくない | 買取 |
| 築古・残置物・瑕疵が心配 | 買取 |
| まずは相場を知りたいだけ | 無料のAI査定で価格を把握 |
① 登記名義の確認:権利証(登記識別情報)または登記事項証明書で、名義が現在の所有者になっているか確認してください。相続で取得した場合は相続登記が完了しているかが重要です(2024年4月から義務化)。
② 抵当権・ローン残債の確認:住宅ローンが残っている場合、売却代金で完済できるか確認が必要です。残債が売却額を上回る「オーバーローン」の場合は任意売却などの対応が必要になります。
③ 境界の確認:隣地との境界が確定しているか確認しましょう。境界が未確定の場合、売却前に測量・境界確定が必要になることがあります。
出典:国税庁 No.3302「マイホームを売ったときの特例」/国税庁 No.3202「譲渡所得の計算のしかた(分離課税)」/国土交通省「既存住宅市場の整備・活性化に向けて」/中部圏不動産流通機構「名古屋市の市況データ」(2026年8月時点。制度の詳細および最新の要件は各機関の公表内容をご確認ください)
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